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自分のパッションでゴリゴリ押してみるということを、取り敢えず人生の一時期、経験できてよかったわ（笑）

子供の頃、私はこれがなかった。幼いところと、頭脳明晰（今よりは）なところと、老成したところが混ざり合い、生来の性格に負うところがほとんどだが、性格は穏やかで、他者に非常に細かな配慮を見せる子どもであった。

幼き私が今の姿を見れば、退化だと嘆くだろう。軽蔑して顔を背けるかもしれない。二度とこちらを見ないかもしれない。

私に対し、そう感じている他者もいることだろう。つまり私が、その人を軽蔑し、嫌うと。二度とその人を見ないのではないかと。過去にもいただろう。それを感じたこともある。

またカチリと歯車が廻り、私は精神的に老成していくだろう。あの時のまま時が止まって、歳を取れずにいた今までとは違うだろう。

あなたはいつも、私を前に押し出すのだ。そして役割を終えるとまた居なくなる。次に会えるのはいつ？