経営と労働は2項対立に向かっている。そうはしない方がいいのだろうな。幸せとは何でしょう。責任のとれる範囲というのは案外狭くて、それはいつ何時降りかかるか分からない理不尽のせいであって。(人はそれを運命と呼ぶ)

もし自分自身にきちんと責任がとれるようであったなら、どれほど生きやすく、どれほど強く、どれほど孤独であるだろうか。

たったひとり。自分だけである。誰のことも頭にない。自分だけの幸せを上手に追求することすら、なかなか難しい。

雑音に捉われるから。

自分のことを真剣に考えようと思う。

「人生はシャンパンだ。他人にしてやれることはキラキラしている自分を見せることだけだ」と村上龍は言った。あの本はろくでもないが、叙事詩だと思えば読める。つまり立派な小説である。私は帯に書かれたその言葉だけを、魔法を呼び込む言葉として憶えた。あとラケットを買う時エレッセを選んだ(笑)