この色は・・・古代中国から時代が下ると黄色で代用するらしい。具体的に言うと漢以降だそうだ。そうであれば、ますます確信は深まる。私が読んだ考察はじゅうぶん納得できる論旨展開であった。少々雑だが、それはもうこの時期であること、ネタバレを避けるよう配慮せねばならないことを考えれば当然であろう。どうしたって(お互い)知識の羅列、発想の飛躍の形で提示することになるのだ。この考察者が黄色を主張していた。私とも、そう遠いところにはいないはずである。

また黄色は特別な色だ。例えば、錐状体を持たない猫はこの色を人間のようには認識しない。
猫は、人間よりもはるかに「白黒の世界で生きるのである」
ついでに言えば、赤を識別できない。

また、色の変化をはっきりと見て取ることが出来る。

錐状体と赤と黄色。このエピソードは論旨には載せられない。作者が拒絶する。もうひとつの世界の出来事なのだ。デレク・ハートフィールドのように、こちら側には存在しない。

古代中国に於いて、黄色で代用することとなった理由は、「当時、入手困難であった為」

つくるの色の変化は?
環境の変化によりこの色を作り出す色を失い、入手困難となった為。

では黄色は何処から?
そして緑のエピソード。(猫は緑も認識しない。)
猫がつくるを見る時、はっきりと認識するのは「その色の変化」である。

環境の変化により、つくるの前に灰が現れた。
灰色は、白と黒で出来ている。


* 猫は「喩え」です。念の為。