2013-04-19から1日間の記事一覧

この色は・・・古代中国から時代が下ると黄色で代用するらしい。具体的に言うと漢以降だそうだ。そうであれば、ますます確信は深まる。私が読んだ考察はじゅうぶん納得できる論旨展開であった。少々雑だが、それはもうこの時期であること、ネタバレを避ける…

色彩を持たない多崎つくるに、実は色彩があると仮定した場合の考察を読んだ。私も、つくるに色彩があると仮定した場合の色を探ってみようと思う。今、ひとつの候補色がある。現時点で確信に近い。推理の根拠もある。ただ、もう少し知識を増やして詰めてみた…

同性愛のモチーフと重なる印象。加害者から被害者への転換。

ミューズは不思議な猫だった。

春樹作品を全て、「或る女性に対する鎮魂の作品集」と仮定すればそのように読める。配偶者は緑(のモデル)だと言われているが、繰り返しモチーフになるのは直子だ。

ひとつの結論を認めていいだろう。「村上春樹は女性が描ける」 この人何か、強烈に(或る女性に)懺悔しなければならないことを抱えて生きてきたのでは?そうではない、すべて創作だと言うなら、たいしたものである。 本当にたいしたものである。もちろん年…

もし誰かがアカを殺すとすれば、それはアオだ。そうだろう?灰はそれをも抑止するだろうが、クロがあのふたりの間に入って3人で会えというのもその抑止だとも言える。あのふたりがふたりだけで元居た場所に残っているのだ。そのことを「アカは」意識する。「…

色の意味。色の意味だ。

私がもし続編を書くとしたならば・・・アカを殺す。自殺させるのよ。私の推理に沿って。それを防ぐために灰がいるんじゃないのか? その辺を考えてみる。ビール入って頭の回転鈍いけどw