熱が出たので臥せっている。風邪をひきました。

しかし横になって読む本が池井戸作品なので、興奮するし全然気が休まらない。

大人って何度まで熱が出ても安全なのかしら。
私は体が弱いので、子どもみたいにあっという間に39度を超えるのだ。

39度を超えると強制的に病院送りになるので震えおののいている。

そればかりか看病の為に会社を休もうとするビジネスマンが家族にいるので
熱が出たことは内緒にせねば。

妻など放っておいて仕事第一で会社に向かうのが平均的な日本男性の姿なので、
結婚した時、心底びっくりした。何度もお願いして今は会社に行くようになったけど。

それでも39度を超えると病院に連れて行かれるのである。
風邪ごときで。

私は40度超えを何度も経験しているので、他の人よりは経験値が高い。
精神力もある。「ヤバい!」と思ったらちゃんと病院に行く。

小学生の頃、平熱35度台にも関わらず、38度台の熱であれば「学校に行け」と
言う鬼のような母であった。
彼女は娘を殺す気かと医者に怒鳴られたこともある。複数回。

あの厳しい環境下で、よく生きてきたものだと思う。
それに比べれば今など天国であるが、病気に対する忍耐力が強すぎて
理解されない。

インフルエンザも自力で治したいタイプなのだ。体弱くない!
でも2日間38〜39度の熱に耐えて、今から良くなるのではないかというところで、
配偶者の我慢が限界に来て、病院送りとなった。

薬? 飲んでいません。自力で治す!

明日のご飯どうしよう。家で食べる人なので何か作ってあげたい。買い物?
やはり今日中に治す!(ちょっと無理)

食欲はあるのよ。病気になると興奮して、
「食べなければ!!」「私は勝つ!」とか
思っていつも以上にきちんと食べるタイプ。

いつか自力で風邪を治したい。
配偶者は寝れば次の日には治るのに、どうして私は病院に行かなくては治らないのか。

これでは原始社会でひと月ほども生きていられないではないか。