立ち飲み屋さんについて。周りの人達は行かないし、私自身も普段、材料吟味の店じゃないとダメである。化学調味料が苦手で、セブンイレブンのお惣菜は無理だった。(美味しそうだったんだけどにゃ〜w)てんやの天麩羅が食べられない。否、山の上じゃないと食べない。拙宅の油は一番搾り。拘りの品。

けれど、立ち飲み屋さんのリラックスした雰囲気は、幸せそうで(イメージですw行ったことないから)いいなあと思うし、下町っぽくて、憧れる。そういうところで愉しめる自分をイメージして、これも欲しいと思う。

美味しそうに食べるひとというのは何より食欲をそそる効果がある。見ているこちらも食べたくなる。

セブンイレブンのお惣菜も、美味しそうに食べている人がいたのだ。

それを見てチャレンジしてはダメだった…というのを繰り返す。

ガリガリ君もそうだったわ(笑) 大人になってから初めてガリガリ君に挑戦する者には、相応の限界がある。それが分かるたびに淋しいと思う。けれどまた懲りずに食べてみる私は、お祭りの屋台の食べ物を「不衛生だから」と禁じられ、お小遣いも持てなかった子どもの頃の私なのだ。

でもね、矛盾するようだけれど、ガリガリ君セブンイレブンのお惣菜も、立ち飲み屋さんの油でギトギトのハムカツも、ちゃんと美味しさは分かるのよ。皆が何を美味しいと感じているのか、ちゃんと分かる。

「理解」というのはこういう側面を持つのだろうと思う。