タックスヘイブンに預金がある。故にキプロス問題は、タックスヘイブンにどのような影響があるか。どのようにタックスヘイブンの外国居住者の預金が守られるか、という視点から見ている。

現在、居住する住宅のローンを完済している。当時としては高めの金利で(それでも現在と比較すると半分以下だ)住宅金融公庫から借りた。公庫としての貸付はこの年が最後であった。

別荘はキャッシュで購入した。居住する住宅にローンを組み入れたため、手元資金に余裕があった。加えてこのような時代ではあるが、配偶者の給与は、会社の業績も、一度の例外もなく右肩上がりである。これが功を奏した。

ローンのない状態で、今は海外不動産購入を考えている。

しかしその前に、親族からの不動産相続問題がある。相続税がかかる規模だ。これを物納することなく相続しようと思えば、海外不動産に手を出す余裕はない。

迷っている。物納して手放して、その分海外に不動産を求めようかとも思う。地震の活動期に入った日本、それも危ないとされる都内に所有不動産を集中させることのリージョンリスクを考えるのだ。別荘も、都内から気軽に行ける距離だ。