ラノベは一冊も読んだことがないのですけれど、面白そう。

昔のコバルト文庫みたいな感じかしら? と想像しています。


著者のインタビュー。今から読んでみます。
http://www.webdoku.jp/rensai/sakka/michi122_mikami/20120118_1.html

読書記録や過去に書いた物語を焼くところに共感するわ。
私もまったく残っていません。

私の場合、ちゃんとした創作物は大人になってからで、そうすると最初はフロッピー、次はMO…といった具合に保存するための道具が変わっていく。それが面倒で処分することに繋がりました。

紙に印刷してあると、恥ずかしいのですぐ処分することに。

短編から、一番長いもので250枚。取っておけばよかったですよ。一から書くより手を入れた方が楽だし、こんな時代になるなら気軽に発表すればよかった(笑)


子供の頃は家が厳しくて、自由に遣えるお小遣いもありませんでしたが、文章を書くと学校がそれを見てあちらこちらに応募してくれる。時々副賞として図書券をいただいたりしていました。書くと褒めてもらえるので、それは嬉しかった。あまり嫌な目に遭ったことはありません。スポーツだと嫉妬されたりするのでしょうけれど、その点こういう地味な活動は、あまりする人がいなかったので。

時代としても、本なんか読んでいるのは暗い子という感じで、書かせれば頭一つ抜けてしまって近くにライバルがいなかったので、その辺りの要素がいろいろ良い方向に作用したのでしょう。

こんな風に、本を読む愉しみ、言葉を扱って世界を創る楽しみが私に無傷で残されたのは、幸せなことでした。