大勢の人が買う方向に技術進化する。
デザイン重視で開発したものがより多く売れればそうなる。

日本の家電は美しいだろうか。便利だろうか。
多機能過ぎて使いこなせず、
多機能であることが原因で使い勝手が悪かったり寿命が短くなるなら、
それは消費者のニーズや懐事情にマッチしなくなって来たのかもしれない。

日本の家電は思い切った戦略を取ってはどうか。
洗濯機、冷蔵庫、エアコン、TV、同じデザインでシリーズ化してはどうか。
部屋の雰囲気に添った色、人数に応じた大きさ、
メンテナンスの愉しみを打ち出す戦略。
これらを踏まえて或る程度、ひとつひとつの商品のターゲットを
今よりもっと絞ってみてはどうか。
息の長いロングセラー商品を作ってみてはどうか。

クラシックカーがあるのだ。クラシック家電だってあっていい。
愛好者もいるかもしれない。