サムスンもLGも社内公用語を英語にしているわけではないが、社員はほぼ全員、適宜、韓国語と英語を切り替えながら、業務を遂行する能力を持っている。その上で、世界各地に支社を作って、現地の事情に合わせた経営を行っている。
 また、外資系企業の日本支社の中には、「できるけどやらない」というところもある。海外企業が日本に展開する際は、むしろグローバルのものをローカル化する必要があり、それが日本支社の役割だったりするからだ。」

その通り。グローバルのものを如何に日本に馴染むようにローカル化するかが、外資系企業の日本支社に於ける役割である。