2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

男は確かに、自分と母親との絆を切ってくる。というよりも、男はそのように使うべきである。断ち切ったその先で、男と自分との距離を測り、男性の目に自分がどう映るか、どう扱われるか(男性一般に、だ)を把握し、深く理解せずともその共通の特性を掴み、…

「絡みつく、母との絆を断ち切る行為は贅沢品」確かにね。私は何故、成功したのだろう。完全に、あの母親を削除することに成功している。性はひとつ逃げ場、絆を断ち切る転換になる。絆と言えば聞こえはいいが、精神的臍の緒=コントロールするための紐であ…

私、ずっと思春期みたいだ。少女の儘のような気がする・・・それもいいかも。でも周りはどんどん歳を取っていく。 もう大人になったような気でいる。 大人の振りをしている。 なぜ? 所属する世界と内包する世界と。其処にギャップがない。私、ない。 軽やか…

『男流文学論』で富岡が島尾を論じる姿は圧巻である。私は半ば茫然として見ていた。

富岡多恵子に興味が出てきた。池田満寿夫に才能を喰われずに済んだだけでも凄いこと。『男流文学論』ももう一度読み返そう。それから、『犬が見る景色』ぞっとする。

「正しい」というのは相対的な解決策。価値観もそう。自分を形作っている価値観は、極端な話、どんなものでもいい。交換可能。痛みは伴うし抵抗も感じるが、抵抗を感じるのは、価値観の交換とは自分の歴史を否定することそのものだから。内面に於ける革命は…

「中小企業の人事評価基準は社長との相性重視。或る程度の規模までは、社長の生産力アップに如何に貢献するかが社員の仕事」について。これが優秀な人間がたとえ入って来ても、中小零細企業では続かない、 また優秀な人材には基本的に中小零細は「入ってみな…

ドラッカーちゃんと勉強しないと☆ 理解しないと☆これは何度も何度も繰り返し読んで、理解するという座右の銘(分厚いけど。冊数あるけど)なのですよね〜 矛盾? いろんな価値観がふっと湧いては消え、私というひとりの人間の中で共存するのですよ。鬩ぎ合う…

ニーチェっぽいかしら?と最初は思ったけれど、違うわね。これボードレールだ。堀口大學 訳の。

筒井康隆はあまり読んでいない。零れ落ちている。読みたいわ。『七瀬』が良くて、暫く七瀬だけの世界観を堪能したかった。そう思っていたことを憶えている。たぶん中1くらい。

平凡であることは決して幸せなことではない。勘違いしてはいけない。それは愚かなことである。辺境を知らない者は、世界のカタチを知らない。この世界の果てに、何があるのかを知らない。似たような他者と団子状になって、暖をとっている。あとは死ぬだけ。…

この程度のこと

ドラッカーには全く惹かれない。仕事に関係していて、知らないでは済まされないから読んでいたけれど。この程度のことは自分で考えられるし、この程度のことが何故有難がられるのが分からない。そう思っていた。内容は悪くない。毒にも薬にもならない。ただ…

堀口大學の訳したボードレールに、「老婆が微笑みかけると子どもが泣き出す」というのがあって、若い頃は嫌だ、こうはなりたくないと思ったが、今は美しい光景だと思う。感情移入が減って俯瞰の眼差しが強まったのか。泣き出すことを許す老婆の在り方、現実…

「傷」から始まるので傷が不可欠である。傷がなければ彼女は彼に惹かれないのだ。これは男の子側に傷があるというプロットではない。女の子側に設定している。この「傷」をふたりがどう扱うのか。ここが、ぶれないように。

こういうのは憑依型の書き方。ロジックで書くのは苦手だ。

高揚を書くのは比較的楽だわ。高揚とそれ以外の落差の繋ぎが上手く出来なければ「女心と秋の空」みたいな印象を与えてしまうので、それはそれで魅力的に書かれたものも多数あるけれど、そのグラデーションを滑らかにして、落差を感じさせずに、気がついたら…

ハッピーエンドは一番難しい。ハッピーエンドってちょっとバカみたいなのよね。ハッピーエンドにする場合はドラマチックにしてしまうんじゃなくて、「たいしたことないのよ」っていう淡々とした姿勢が似合うと思う。実際に大抵のことは「たいしたこと」では…

プロットとしては悪くない。地縛霊っぽくて(笑) 事故に遭わせるっていうのは手段としては安易なので、採用したくない。病気も同様。家庭環境というのも、有りがちなのでどういう風に傷を作るか。そしてこれ、最終的には好きなのかどうなのか結論がつかない…

昔好きだった男の子が、いいオトコになっていたら、それってものすごくラッキーなことだと思うの。可能性は少ないと思うのだ。私は最初はよく分からなかったのだけれど、そしてそれは私自身が疑問と傷を抱えて混乱していたからだけど、彼はいいオトコなんだ…

ワンピース面白いにゃん。読んだことなかったにゃん。今1巻にゃん。

人間関係にもミクロとマクロの目線、アプローチがあって、その両側を行ったり来たりするのよね。ミクロ経済とマクロ経済と同じようにね。

経済とか法律とかっていうものは、この現実にどう色を添えてくるかしら? 色を添えるとしか私には認識できないのだが。生きるということは経済活動に参画するということであり、巨大なマスゲームの一員であり一因である。ひとりの人間の中には宇宙があるが、…

手放しながら鬩ぎ合う

何よりも読めないのは「退屈だから」なのよ。それは自明としてあとの2点ね。そして、ブロックは頻繁に入ってくるメッセージが仕事にも連絡にも差し支える。内容も、現実からずれる。返事をしてもずれる。だから返事はできない。その辺りで。繊細さは罪じゃな…

「何も与えられない」というのは、結局幸せなことなのね。

「ジュリエットの卵」読了 為になった。

人間って哀しいものね。ねえ。私の言葉は、私が思っていたよりずっと、あなたの胸に響くのね。 読めなかったのは、忙しいばかりじゃないのね?ごめん。

綺麗な心を維持するのって、全然難しいことじゃないのよ。 逆に汚れを受け入れる方がずっとずっと抵抗があって難しい。

そういえば犯罪者というのはプライバシーを剥ぎ取られる存在なのよね。皆から憧れの眼差しで見られる有名人も同じ。どちらも辺境にいるのだわ。プライバシーを暴かれないよう対策することが重要なのか、いつ何を暴かれてもいいように心の準備をすることが重…

「嫁しては戻る家はないと思え」というのは、突き放しているようで、一種の救いである。記憶のリセットを許されるのである。

自分が食べる為に、娘が不幸になると知っていながら売り飛ばすのも、娘の心=この先積み重ねる記憶 を親が共有するわけでは、実はないからである。娘の側に、自分(親)の心=記憶を持たせるのである。