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今のところ、若い人たちを煽る気はないのだ、私は。
彼らは優秀だ。負けたくない。手塚思考。
多数の優秀ではない若者と、少数の優秀な若者に区分けされ、
居心地のよい、はっきり言おう。棲み分けされた社会が来ることを期待する。
棲み分ける=居心地がよい と期待する私は、歳を重ねて
どう飛躍するかが鍵だ。
私自身は公教育のみを受けている。
その中で、初等教育と中等教育においては飛躍を禁じられてきた。
徐々に解き放たれる。解き放たれた時には飛べなくなっている、
というのは各所で散見される事例だが、これを避けたい。
彼ら(2冊の著者)を優秀なコンサルタントである、社会学的アプローチを
取っていると評価して、その「煽り方」を見るならば読んでも面白い。
しかし、今のところ若い人たちを煽る気はないのだ、私は。
小手先の機を見る技術を身につけさせずに、篩にかけてみたいと思っている。
その方が真の実力だろう?
小手先の仕事には興味がない。しかし社会現象を見るには良い材料だ。
故に読むべきかどうか迷っている。
おそらく内容的には目新しいものはない。気の利いた説明や、細かな知識の
補充は叶うだろうが。
この高を括った姿勢を、根本から覆してはくれないかな?と思うが、
期待は期待で終わるのだろう。
さて、どうしようか。