資本等式とは。

近年の一連の会計制度改革を通じて「純資産≠資本」という関係が
基準化され、伝統的な意味での資本等式「資産−負債=資本」は、
今日の制度会計に於いて成立しなくなっている。


資本等式とは勘定系統式である。

Schärの勘定理論 「A-P=K」

AとはAktiva, PとはPassiva, KとはKapital

勘定学説または簿記学説の多数派は物的説である。
物的説は、財産・資本という異なる職能と作用を持つ、
2つの勘定系統を認めるものだ。