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おニャン子ブームの時に高校生、女子大生ブームの時に大学生だった。女子大生ブームはしばらく考えないと、そんなものがあったかどうか分からなかったのだが(笑)、大学生の時リアルタイムでオールナイトフジは放映していたし、ねるとんあったし、から騒ぎの人気が出て来た時だった。ジュリアナで踊っていたのも同世代。確かに言われてみればそうかもしれない。『恋のから騒ぎ』に出ていた女の子たち、初期メンバーは同い年くらいだった。

ボディコンスーツは時々着た。だってそればっかり売ってたんだもん☆ 脚も出した。それは全然抵抗なかった。そういう流行なのですしお洒落なのですしね。あ、ボディコンはボディコンシャスの略です。つまりぴったり身体の線が出るタイプのスーツ。

でも比較的品の良いのを選んで着ていたので、全然おかしくないですね。今見ても。

それより私は、当時日本に初上陸したばかりのカルバン・クラインに目を奪われていて、「何てシックで綺麗な服だろう」と。一目惚れしてスタッフの方に「何ていうデザイナーですか?」と聞いて…まだほとんどお客さんが入っていなかった。なので説明してくれてゆっくり見せてくれて…。試着もして、ぴったりフィットしたのが嬉しかった。

商品展開にパンツスーツが多かったせいもあって、私にはちょっとマニッシュな感じがした。私自身はフェミニンな雰囲気なので、もう少しテイストに甘さがある方が合う。



話は戻って…。『セーラー服を脱がさないで』の歌詞とジュリアナのお立ち台には引いた。お立ち台はダメでしょ、あれ。下で見ている男たちの視線が好色過ぎる。密かに「人身売買の会場ってこんな感じなのじゃないだろうか」と思ったりしていた。誰にも言わなかったですけど。

同時代に生きるということは、たとえお立ち台に上がっていなくても(笑)、若い女として街を歩けば同じように或る程度軽く扱われるということで、嫌な目にも遭った。「街を歩くこと」そのものに消極的になったりした。歩いているだけで気軽に肩抱いてきたりするのだから怖いですよ。話しかけられても無視して(怖いから)視線を合わせたことはない。ひたすら逃げることだけ考えていた(笑)みんな怖くなかったのかしら?

暫く仕事したり結婚したりで忙しく過ごしていて、一息ついた頃に「アラフォー」と言われ、ジャスト40歳だったので「え? また? 若い子じゃなくて?」とは思った。

ブームになるのは若さ故だと思っていた。普通そう思うよね。

そこからまた「美魔女」とか「熟女ブーム」とか到来しているのか煽っているだけなのかよく分かりませんが、スポットライトが当たり続ける世代というのも特異な感じがします。

他の世代にまわさなくていいのだろうか(笑)と思ったりします。

ここまで来ると、もう何だかこういう星回りなのね☆って感じで、そのうち私がおばあさんになった頃、人類初の「老女ブーム」が到来するのではないかと冗談半分、本気半分で思ったりしている。