生活を保証するだけの一定額が各人に与えられる。その上でね、もっと仕事をしたいかどうかは、自分で自由に決めればいいようにする。馬鹿げた結論と思うだろう。それは承知している。けれどもね、大抵の人は仕事をするだろう。それどころか、喜んで、自分からすすんで仕事をするだろう。

『オリーブの森で語り合う』Michael Ende(岩波書店


1980年代前半に、ミヒャエル・エンデはこの通りベーシック・インカムを肯定し、主張していた。